河邉徹

更新日:2022年03月01日

3人組ロックバンド「WEAVER」のドラマーで小説家の河邉 徹さん(東京都)が辰野町を舞台にした小説「蛍と月の真ん中で」が発売されました。

画像:河邉徹さんの小説「蛍と月の真ん中で」の表紙画像

蛍と月の真ん中で

著者:河邉 徹

発売:ポプラ社

『流星コーリング』で広島本大賞を受賞した著者による、自分の居場所を求める若者たちの葛藤と足掻き、その先にある確かな一歩を描いた、瑞々しい傑作青春小説。

発売のお知らせ(ポプラ社)

河邉 徹 (かわべ とおる)

1988年兵庫県生まれ。3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当し、小説家としても活躍する。
『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。その他の著書は『夢工場ラムレス』『アルヒのシンギュラリティ』『僕らは風に吹かれて』。

あらすじ

何者にもなれていない自分を、恥ずかしがらなくていい。

小さな地方都市で写真店を営んでいた父の影響で、カメラマンを目指すようになった匠海。父の死後、母との関係性が悪くなった匠海は、逃げるように東京の写真専門学校に入学する。しかし、待っていたのは、学費と生活費を稼ぐだけで精一杯の毎日。これを乗り越えれば、きっと夢に近づける――。そう信じ込み、なんとか自分を奮い立たせていた匠海だが、ある出来事をきっかけに、大学を1年休学することを決める。
実家にも帰れず、衝動的に向かった先は長野県・辰野町――かつて父が蛍の写真を撮影した場所だった。なんの計画もなく訪れた匠海を出迎えてくれたのは、父が愛した美しい景色。そして、それぞれの事情で辰野に移住してきた人、訳あって辰野を離れられない人との出会いが、彼の心を変えていく――。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり政策課 地方創生ふるさと納税係 辰野町役場庁舎2階
〒399-0493 長野県上伊那郡辰野町中央1番地
電話番号:0266-41-1111
ファックス:0266-41-3976

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