辰野町新町発足70周年記念式典を挙行しました
昭和30年4月1日に誕生した辰野町は、令和7年に新町発足70周年を迎えました。
これを記念して、「辰野町新町発足70周年記念式典」を令和7年6月15日(日曜日)に辰野町民会館で開催しました。
式典は、オープニングに辰野町消防団ラッパ隊によるファンファーレ、来賓の皆さまからのご祝辞、たつのふるさとパートナーの委嘱などを行いました。
また、たつのふるさとパートナーでボサノバフルート奏者の赤羽泉美さんによる記念演奏では辰野中学校吹奏楽部との共演もありました。
当日は約350人にご来場をいただき、70周年の節目を祝うことができました。
すべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
町長式辞
本日ここに、新町発足70周年記念式典を挙行しましたところ、このように多くの皆様のご列席を賜り、厳粛のうちにも盛大に挙行できますこと、心から厚く御礼申し上げます。
また、ご多忙中にもかかわらず、衆議院議員 宮下一郎様、福田淳太様をはじめ、長野県議会議員 垣内将邦様、近隣の市町村長様、議会議長様、友好都市の千葉県鋸南町の皆様、町政の発展にご尽力を賜りました、企業、団体及び町民の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。
さて、辰野町が昭和30年に旧辰野町と朝日村が合併して70年の歳月が経ちました。これまで多くの皆様のご努力とご協力により、今日の発展を遂げてまいりました。このような節目の年を迎えることができましたのは、国、県、近隣の市町村をはじめ、ご来賓の皆様の格別のご指導とご支援、そして何よりも町民の皆様の多大なるご尽力の賜物であり、改めて心より感謝を申し上げます。
これまでの歩みを振り返りますと、町の将来像であります「一人ひとりの活躍がつくり出す 住み続けたいまち」の実現のために、道路、上下水道、公共交通などのインフラ整備に取り組み、安全・安心のまちづくりの礎になるよう進めてまいりました。
その一方で、人口減少、少子高齢化が進んでいることから、地方創生事業をはじめ、移住定住促進、子育て支援施策、高齢者支援及び地域活動の活性化施策などにより、持続可能なまちづくりの実現に向けて取り組んでまいりました。
ところが、新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機に直面いたしました。町民の皆様の健康と生活を守ることを最優先に、感染症防止対策、ワクチン接種、地域の経済対策など実行してまいりました。皆様のご理解とご協力により、円滑に進めることができたと感じております。これまでの生活様式が大きく変わっていく中、医療現場に携わっていただいた方、福祉の向上のために取り組んでこられた方、地域での活動に取り組んでこられた方など、町民の健康や、地域の活性化に取り組んでいただいた、様々な分野で活動をされた皆様に改めて感謝申し上げます。
また、昨今の物価高騰という厳しい経済状況のなかでも、皆様一人ひとりが地域のために力を尽くし、支え合いながら暮らしておられることは、私たちの誇りであり、未来への希望です。
町の将来像にあります「住み続けたいまち」とは、住んでいる人が地域の良さを実感し、地域の誇りを持ち、住み続けたいと思えるまちを表しています。辰野町が今後も10年、20年先も長く住み続けられるまちとして発展し続けるためには、皆様一人ひとりの協力が不可欠です。皆様の行動が、町の未来をつくる大きな力になります。未来のまちづくりのために、今後もご協力いただきますことを切にお願い申し上げます。
最後に、辰野町が抱える課題は山積しておりますが、引き続き、皆様とつながりを深め、お力添えをいただきながら、持続可能なまちづくりの実現に向けて取り組んでまいります。本日の式典を通じて、未来への希望と決意を新たにし、皆様と共に、より良いまちづくりに邁進してまいりたいと存じます。
結びにあたりまして、ご臨席賜りましたご来賓の皆様をはじめ、すべての皆様に心から感謝と御礼を申し上げますとともに、町民の皆様共々、新町発足70年を祝い、これを契機に、さらに躍進する辰野町への一層のご支援とご指導をお願い申し上げ、皆様のご健勝とご多幸を祈念し、新町発足70周年記念式典の式辞といたします。
令和7年6月15日 辰野町長 武居 保男
ひこねのりお先生からの色紙
受付の様子
新たつのふるさとパートナー 漆原さくらさん
新たつのふるさとパートナー 瀬戸郁美さん
記念演奏の様子(写真右:赤羽泉美さん)
記念演奏における辰野中学校吹奏楽部との共演
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更新日:2025年06月23日