姉妹都市
辰野町は、外国との教育・文化などの交流を通じ、友好親善や世界平和に貢献するために、ニュージーランドのワイトモ行政区と姉妹都市提携を行っています。
国際姉妹都市 ニュージーランド ワイトモ行政区
ワイトモ行政区の概要

ワイトモ行政区(以下ワイトモ)は、ニュージランド北島オークランドの南200キロメートルに位置する行政区です。先住民族のマオリ語でWAIは水、TOMOは穴を意味し、名前の由来となっています。
グロウワーム洞窟(Glowworm Cave)、アラヌイ洞窟(Aranui Cave)、ルアクリ洞窟(Ruakuri Cave)の3つの洞窟があることで知られ、暗い洞窟内の川をタイヤチューブで下るブラック・ウォーター・ラフティング等の観光プランが用意されています。また、どの洞窟にもツチボタルが生息しており、その神秘的な美しさを味わうために、多くの見学者がバスツアーで訪れています。
毎年、ヒツジの毛刈りコンテスト(世界チャンピオンを輩出した記念の像があります。)も開かれるほか、アンゴラウサギの毛刈りショーも楽しむことができます。 動物や自然、冒険が好きな方には、大変魅力的な場所です。
ワイトモとの絆

ワイトモとの関係は、地元の信州豊南短期大学(当時の信州豊南女子短期大学)が平成5年5月にニュージーランドの国立クライストチャーチ教育大学(現カンタベリー大学)と交流協定を締結するなかで、ツチボタルが生息する洞窟があることで有名なワイトモと、ゲンジボタルで有名な辰野町が交流したら良いのではないかということから始まりました。

ニュージーランドは、諸外国のなかでも比較的安全な国であり、子供たちの交流にも好条件でした。
平成7年3月30日にワイトモ、4月26日には辰野町民会館で、マンロー町長と垣内町長(当時)が姉妹都市協定書に署名を行い、調印式を行いました。
現在では毎年、辰野国際交流協会が主体となり、町内の中・高学生をワイトモ地区へ派遣し、現地にて様々な体験交流を行っています。この20年間、派遣された中学生は約200名、高校生は約20名に及びます。



姉妹都市提携20周年
国際姉妹都市ニュージーランド・ワイトモ行政区と辰野町は、平成27年に姉妹都市提携20周年を迎えました。これを記念し、ワイトモ行政区の小学生~成人22名の訪問団が6月に日本を訪れ、辰野町でホームステイをして過ごしました。滞在中は町内学校・町民との交流を行い交流を深め、また、新町発足60周年記念式典と併せて、姉妹都市提携20周年記念式典を行いました。
姉妹都市提携25周年
国際姉妹都市ニュージーランド・ワイトモ行政区と辰野町は、令和2年に姉妹都市提携25周年を迎えました。これを記念し、国際姉妹都市提携25周年記念式典を開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインでの開催となりましたが、式典には約20人ずつが参加し、交流を深めました。
姉妹都市提携30周年
国際姉妹都市ニュージーランド・ワイトモ行政区と辰野町は、令和7年に姉妹都市提携30周年を迎えました。これを記念し、令和7年6月9日に国際姉妹都市提携30周年記念式典を開催しました。式典には、令和7年6月6日から6月10日まで辰野に滞在していたワイトモ訪問団14名やホストファミリーの皆様、来賓の皆様など多くの方が参加しました。
また、令和7年6月7日に、辰野国際交流協会主催の姉妹都市提携30周年記念セレモニーも開催されました。ワイトモガーデンにて行われたセレモニーでは、ワイトモ行政区より寄贈された銘板の披露や記念植樹が行われました。
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更新日:2025年06月30日