上下水道事業経営戦略

経営戦略の策定

 上下水道は住民生活を支えるライフラインとして重要な役割を担っており、常時だけでなく震災時等においても住民生活を守る上で、安全な上下水道の供給が高いレベルで求めらています。

 現在、上下水道サービスを安定して提供するために必要な上下水道施設等の更新改良や耐震化に要する投資的経費の増加が見込まれる一方、少子高齢化に伴う人口減少や節水機器の普及など水需要の低迷に伴う収益の減少が見込まれ、上下水道事業を取り巻く経営環境は、今後益々厳しくなることが予想されます。

 こうした中で、引き続き上下水道施設等の更新改良を進め、施設や管路の健全性を維持し、計画的かつ合理的な経営に取り組む必要があり、平成29年度から平成38年度までの10年間の計画期間で経営戦略を策定しました。

 なお、この経営戦略は、3～5年を目途に計画の見直しを行い、PDCAサイクルを働かせながら、実効性のある計画としていくこととされており、上水道事業においては、町上位計画の「辰野町第6次総合計画」を反映し、中長期的な事業継続を可能とするため、令和4年3月に計画期間を令和4年度から10年間として改定し、下水道事業についても、令和5年3月に計画期間を令和5年度から10年間として改定しました。