道祖神巡り -上辰野編-
約6キロメートル 2時間のコースです。
辰野町を代表する名工の1人「竹淵三郎平(1845~1907)」が造った道祖神が数多く残る上辰野を巡ります。
三郎平は守屋貞治の流れをくむ名工。
三郎平の作品は上部に月と太陽の絵が刻まれているのが特徴です。
1.辰野球場(丸山球場)

軟式野球1面、ソフトボール2面が取れる野球場(両翼100メートル・センター130メートル)硬式及び準硬式野球はできません。
料金・営業時間・休日等は辰野町教育委員会にお問い合せください。
ホームページ
電話番号
0266-41-1681(辰野町町民会館)

2.分岐点1

左へ行きます。
3.甘露井の道祖神

5基の庚申塔、2基の道祖神、馬頭観音が並ぶ。地元の石工である、竹淵三郎平が造ったと推定される双体道祖神が明治13年に建てられており、上辰野の中では一番新しい。
碑文
猿田彦命 天鈿女
明治十三年辰年三月甘露井郷垣外中


4.分岐点2

直進します。
5.分岐点3

右へ行きます。
6.堂村の道祖神

11基の石造物が並ぶ。
庚申塔は宝永6年の「泰造立庚申塔」と書かれている。
下部には文字碑から、昭和55年までの6基が存在する。
また、道祖神は石祠・「帯代十五圓」と刻まれた明治5年建立の双体像・大正9年建立の文字碑の3種類がみられる。

7.分岐点4

突き当りを左へ行きます。
8.分岐点5

突き当りを右へ行きます。
9.分岐点6

左へ行きます。
10.分岐点7

右へ行きます。
11.西天竜サイフォン入口

宮所側のサイフォン出口を探してみよう!
12.ビューポイント

この下にトンネルがあり西天竜川が反対側のサイフォン出口に向かって流れています。
13.通過ポイント1

道路に沿って直進します。
14.通過ポイント2

直進します。
15.通過ポイント3

この道を進むと、右の桜の木の下に「堀井荒井の道祖神」があります。
16.堀上荒井の道祖神

また、明治6年に建立された双体道祖神は、竹淵三郎平の作と考えられる。
庚申塔は、寛政・大正・昭和の3基が建てられている。

双体道祖神
猿田彦命 天鈿女命
明治六癸酉年二月八日氏子
帯代十五両
石祠
永禄七申子年 小林与太良
17.通過ポイント4

「堀上竹原の道祖神」に向かう。
道の左側に「JR中央本線」が通っています。
18.堀上竹原の道祖神

15基の石造物が建つ。
「元文五歳」と刻まれた庚申塔から昭和55年まで4基が並び、道祖神は中に卵型の石を入れ込んだ石祠と「金十五両」と彫られた明治6年建立の双体道祖神が祀られている。
そのほか、塞の神と考えられる陰陽石もみられる。
また、石造物の上の覆屋内には、繭型の線彫りの中に「蚕玉大神」と彫られた蚕玉神も建つ。
双体道祖神
猿田彦命 天鈿女命
明治六癸酉年二月八日
帯代十五両

19.堀上中村の道祖神

段丘の斜面中ほどに4基が並んでいる。
道祖神は石祠と、「金十五両」と彫られた明治6年の双体道祖神が祀られている。
なお、庚申塔は上段の堂の跡地に観音像や巡礼順拝碑などとともに5基建てられている。
双体道祖神
猿田彦命 天鈿女命
明治六癸酉年二月八日
金十五両
竹淵 吉江 氏子中

20.蚕玉神・甲子

段丘の中ほどに祀られている。
甲子は文字碑2基、大黒天像1基がみられ、そのほかに恵比寿像、蚕玉神像、北辰霊符神像が建つ。なかでも北辰霊符神像の像の周囲には八卦が彫られている。
これらの像は竹淵三郎平の作と考えられている。

21.西天竜サイフォン記念碑

この傾斜の下を、西天竜川が流れています。
22.羽場崎の道祖神

10基の石造物が道に沿って並ぶ。道祖神は卵型の石を納めた石祠・双体像・文字碑が建てられている。像の背面には「帯代金十五両」の文字が彫られている。
庚申塔は5基の文字碑のほか、青面金剛像も祀られている。
双体道祖神
羽場崎中 帯代金十五両
(帯代とは、この道祖神をもっていくなら代わりに、十五両置いていってくださいという意味です)
23.守屋貞治の石仏安置場所

ここに守屋貞治の石造物があったが、一時盗難に合ったので、現在は別のところで管理されています。
24.分岐点8

左の道をのぼります。
25.分岐点9

道路に出たら、右に行きます。
26.大神神社

鳥居や玉垣は1924(大正13年)のものです。
27.辰野球場(丸山球場)

お疲れ様でした!
道祖神巡り-上辰野編- はいかがだったでしょうか。
汝に賽の神のご加護があらんことを…
地図
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更新日:2023年11月24日