【私の撮っておき!】七蔵寺と石造物

更新日:2023年11月17日

七蔵寺本堂と観音像の写真画像

私の撮っておき!

この特集では、いいまちたつの知らせ隊のとっておきスポットを紹介します。
ぜひ皆さんも写真におさめてみてください。

第五弾は「七蔵寺と石造物」です。

七蔵寺は上辰野の大城山中腹にあり、天平9年(737年)、行基菩薩のご開創となる伊那谷きっての最古の由緒あるお寺です。

 

また、七蔵寺は小笠原氏の祈願所であり、僧の修行寺としても栄え、ご本尊「七倉の御薬師様」は下諏訪の萩倉(蔵)、長谷の戸倉(十蔵)とあわせた三蔵の御薬師様(伊那諏訪地方の三薬師)の一つであり、除災招福、病難消除、諸願成就の霊験から広く世人の信仰を集めました。

 

七蔵寺には「百体観音」と呼ばれる観音像百基が横一列に建てられているほか、五輪塔や石仏、弘法大師供養塔なども建てられています。

「百体観音」とは、西国三十三カ所、坂東三十三カ所、秩父三十四カ所の札所に合わせた百所、百番観音にちなんで像立された百基の観音です。この「百体観音」に御参りすれば、百番観音を巡礼したのと同じ幸徳が得られると信じられ、各地に造立されました。

 

町内には赤羽地区の真金寺境内と今村地区の山中に西国三十三カ所観音像が揃ってみられ、百体観音が見られるのは七蔵寺だけです。

 

また、七蔵寺の周辺には「いろはもみじ」が26本以上植えられており、秋になると一面が真っ赤に染まります。

1. 七蔵寺入り口

七倉寺と書かれた石碑が立っている道の写真画像

七蔵寺へのスタート地点です。

2. 七蔵寺階段

七蔵寺まで続く階段の写真画像

七蔵寺まで続く階段です。趣が感じられます。

3. 七蔵寺

七蔵寺の写真画像

七蔵寺は約1200年前から続く、伊那谷でも由緒あるお寺です。

寺宝・秘仏

  • 銅製御正体(県宝)
  • 懸仏(町文化財)
  • 鰐口(町文化財)
  • 木造僧形座像(町有形文化財)
  • 七蔵寺縁起巻物一巻

ギャラリー

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