日本の地理的中心ゼロポイント
日本の地理的中心 ゼロポイント
辰野町の大城山山頂から北におよそ1キロメートル離れた地点にある、「日本の地理的中心 ゼロポイント」へのモデルコースをご紹介します。
ゼロポイントとは、緯度・経度が00分00秒で交わる地点のことで、国内に40箇所あるといわれています。
辰野町では、北緯36度00分00秒・東経138度00分00秒が交わっているゼロポイントがあります。
2018年9月21日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」にて、"日本の中心のなかの中心地"として辰野町が紹介されました!
"日本の中心のなかの中心地"は、ゼロポイントから10メートルほど離れた地点にあります。
ゼロポイントは山の深くにありますが、途中までは自動車での移動が可能です。駐車場から30分ほどでゼロポイントへ行けます。
山道は未舗装で、ゼロポイント付近は急な坂道となっていますので、履きなれた動きやすい靴でお越しください。
お願い
- ゴミは各自でお持ち帰りください。
- 山道ですので、履きなれた動きやすい靴でお越しください。
- 自動車を使う場合、未舗装の場所がありますので、安全運転でお願いします。
- また、道幅が狭い場所がありますので、対向車に注意し、譲り合いの運転をお願いします。
- 自然を大切にし、動植物・山菜・キノコなどを採らないでください。
- 山道の周囲は茸山となっていますので、山道から外れないようお願いします。
- 野生動物に、十分注意してください。
- クマによる人身被害を防ぐために(辰野町行政サイト)
- 火は使用しないでください。
- 健康に気をつけて、ケガのないよう、自己責任で行動してください。
1. 辰野病院
辰野病院の場所を参考にお越しください。
2. 分岐点1
辰野病院の横にあります、上辰野交差点を直進し、坂を登ります。
3. 分岐点2
坂を登りきると交差点があります。直進します。
分岐点3までは、舗装された道に沿ってお進みください。
4.分岐点3
右の道へ曲がります。
ゼロポイントと大城山山頂の展望台へ続く道です。
ここから砂利道になります。
砂利道を進みます。
5. 分岐点4
左へ曲がります。
ここを右へ曲がりますと、大城山の山頂にある展望台へ行くことができます。
6. 駐車場
分岐点4から10mほどの所に駐車場があります。
ここからは徒歩での移動となります。
駐車場の奥に、ゼロポイントへの道があります。
駐車場からゼロポイントまでは1,111メートルです。
しばらく、平坦な山道を歩きます。
徒歩:約4分
7. 残り800mの看板
ゼロポイントまで、残り800メートルです。
徒歩:約4分
8. 一杯水
杉の木の根元に、湧き出た水が染みています。
かつては、この杉の根元に美しい水をたたえており、道行く人の渇きを癒していました。現在では、道を挟んだ場所にわずかに湧き出すだけとなりました。
稜線に近く、水はけの良い場所で湧き出すこの水は、雨が降っても水量の変化がほとんど変わらないことや、晩秋から春先にかけて枯れてしまうことから、杉の大木が吸い上げた水の一部ではないかとも云われています
湧き出た水が竹筒から流れ出ています。
飲用には適していません。
再び、平坦な山道を歩きます。
徒歩:約4分
9. 分岐点5
右へ曲がります。
ここを左へ行きますと、日本中心の標へ行くことができます。
簡易的なベンチがありますので、ゼロポイントからの帰り道で疲れた方は休憩することも出来ます。据わりがあまり良くないので、ゆっくりと座ってください。
ゼロポイントまで、残り570メートルです。
徒歩:約4分
10. 残り460mの看板
ゼロポイントまで、残り460メートルです。
さらに、平坦な山道を歩きます。
徒歩:約4分
11. 残り280mの看板
ゼロポイントまで、残り280メートルです。
ここから先は、急な坂道となっています。足元に十分注意してください。
ゼロポイントまで急な坂が続きます。
足元に注意しながらお進みください。
付近の山は茸山ですので、ロープを越えてルートを外れないようにしてください。
徒歩:約3分
12. 残り50mの看板
ゼロポイントまで、残り50メートルです。
あともう少しです!
13. 日本の地理的中心 ゼロポイント
山の斜面に、ゼロポイントの説明看板とモニュメントとウッドデッキがあります
なぜ北緯36度と東経138度の交点が日本の中心?
国際的に権威のある世界地図帳の出版社であるアメリカのランドマクナリー社が発刊した「アトラス」の索引をみると、日本のポリティカル・ユニットが北緯36度線と東経138度線の交点で示されているからです。
これは、薩南諸島・琉球諸島を除いた日本本土と、北海道の渡島半島南部を対象として交点を算出したものです。
琉球処分によって沖縄県が設置されるまで、宗氏の支配する琉球國は清の朝貢国であったことから、大隅国に属する種子島・屋久島以北、東北地方までの日本本土と、鎌倉時代から和人の植民地であった、渡島半島南部を対象として、北緯36度と42度の中間の36度線、東経128度と148度の中間の138度線が引かれました。
「第1回 NHKチコ杯争奪!日本の中心選手権」にて、日本の中心のなかの中心地として選ばれた地点です。ゼロポイントから10メートル程登った場所にあります。
番組内で紹介された、28ヶ所の中心地の経緯度を平均した地点が、"日本の中心のなかの中心地"です。
ちょっと足をのばして…
14. 大城山展望台
分岐点4を大城山展望台方面にお進みください。
坂を登るとすぐの場所にあります。
大城山から伊那谷や眼下を流れる天竜川を一望することが出来ます!
芝生ですので、のんびりと休憩することも出来ます。
地図
(注意)ゼロポイントまでのルート線は、GPSロガーを用いて引いたため、実際の道からズレている箇所がございます。
この記事に関するお問い合わせ先
〒399-0493 長野県上伊那郡辰野町中央1番地
電話番号:0266-41-1111
ファックス:0266-41-4651
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更新日:2024年09月13日