日本の地理的中心 ゼロポイント

更新日:2023年11月13日

日本の中心地ゼロポイントと書かれた看板と石のオブジェの写真画像

行き方:「モデルコース」内の「日本地理的中心ゼロポイント」に掲載されています。

日本の地理的中心 ゼロポイント

平成23年1月11日、辰野町と下辰野区により北緯36度と東経138度が0分00秒で交差する大沢地籍の区有林内にある通称・ゼロポイントに「日本の地理的中心」と記した、高さ2メートルの標柱を建立しました。この地点は大城山山頂の北約1キロ地点にあり、上平出地区からは湖北衛生センターのほぼ西約500メートルの山中にあります。設置作業には区役員と町産業振興課職員らが参加して行い、位置の特定はハンディタイプのGPS装置を使用しました。

緯度経度が00分00秒で交わる点は国内に40カ所ほどあります。その中でも、辰野町のゼロポイントは「日本の地理的中心」である、との記載が「信州学大全」(元長野県立歴史館館長 市川健夫氏著)にあります。

ゼロポイントの碑を設置している写真

鶴ヶ峰「日本中心の標」と通称「ゼロポイント」の関係について

大城山の北方鶴ヶ峰(標高1225.0メートル)には昭和45年に設置された石碑「日本中心の標」があり、碑には「東経137度59分36秒、北緯36度00分47秒」と刻まれています。

この鶴ヶ峰には高さ6メートル、8角形の展望台があり、展望台に登ると視界はほぼ360度で、北・中央・南アルプス、八ヶ岳を望むことができるとても眺望の良い場所です。

一方、ゼロポイント地点は山中にあり、眺望は良くなかったため場所をずらして鶴ヶ峰に設置したようです。

いずれにしても、辰野町のシンボル的な山である大城山近くを交差するこのゼロポイントが、「日本本土の中心」として観光に大いに寄与できるものとして開発された経緯があるようです。

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辰野町観光協会事務局 辰野町役場庁舎1階 産業振興課内
〒399-0493 長野県上伊那郡辰野町中央1番地
電話番号:0266-41-1111
ファックス:0266-41-4651
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